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幕引き

題名の通りで、これが最後の記事です。
 
振り返れば4年前、丁度コロナウィルスが流行り始めた頃、「はる」はSNSで産声を上げました。
ほぼ全ての興行や、飲食店さえ営業を控える最中、医療関係者は科を問わず感染症と戦い、心身ともに過重なストレスに曝されていました。欝々とした思いを発散する場所も無ければ、時間も無い。医の為、療の為という大義の中で、いつ終わるとも分からない日々の激しいルーティンを、次から次に代わり続ける患者と、代わりのいない自分とを対比しては嘲笑いながら、日々が過ぎ去っていた。
元々SNSなどやる性分では無かったが、店が何処も開いていないのでは余暇活動が本当にそれくらいしか無く、若き日々の関心事として封印していたSMや主従など、ワードとして検索をすることが多かった。
其のたびに適当なブログやtwitterにヒットするのだが、運営するのは愕然とするほど危ういマニピュレーター達で、結局4年経っても辟易するというか、当人たちの自己愛障害的な批判、執着、偏り、見得、虚言の数々が私は好きになれない。
そのとき事態の重さに気付いたというか、彼らがしているのは犯罪では無いのだろうけども、責任が伴わない以上、性加害であって、性加害なんて認識は内省を伴わない自己愛障害者には絶対に無くて、むしろ美談として語ったり、語らないことで自分をクリーンに見せる操作をして、新たな獲物に釣り糸を落とす。言葉では「M女のため」と繰り返し語られるが、結局裸を売ってお金を稼いでいたり、記事を有料にしてしまったりで、自分の利益から離れられない。これ、最悪だよ、って。そう思い「ハル」になった。自分の知見がともすると人の道標となるかもしれないし、見方を変えるかもしれない。支える事もあるだろうし、共感が生まれ安心を育むかもしれない。
とはいえ自分はこれまでの記事の中で語ってきたように「ドミナント」であるし、そうした性癖を持って生まれた同類同種族なのだろうけど、相手を不幸にさせない責任は絶対にあると思っているし、不安にさせない努力や、その為の時間や包容力は当然あって然るものと思っている。これはドミナントである前に「人として」「男性として」、誠実に生きたいというか、自分のせめてもの務めと思い、忘れず胸に刻んで生きている。
ブログ、twitterで計4年、初志貫徹と言うか、上記に刻んだものはより大きく逞しくなったと思います。それが自分にとっての成果。後は少しでも救われた人、知識に引き出しが出来た人が増えたのであれば、本当に、本当に、やってきて良かったと思います。
精神医学や心理学に詳しいという自己紹介のみだけで、実は自分の職業を多分?一度も触れずに実は書いて来たつもりなのですが、まあ何となくと言いますか、私は精神科医です。最近流行りの公認心理師でもあります。とした場合、やはり専門的にSM心理や主従の難しさに触れるブログはきっと稀有であろうから、自分が発信している物の価値は自分で分かっていたし、あわよくば後任が出てきてほしいと願うばかりですが、私はこれまで。本当に最後。本当は皆さんの事も沢山知りたかったです。
こんな私に4年もお付き合い頂き、沢山の感謝を申し上げます。皆さまが皆さまとも幸せになりますよう心からお祈り申し上げます。
はる。

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春(はる)

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心理学、精神医学を専門としています。そうした観点から、SMに関心のある人を対象に、SMについて綴る記事が多くなると思います。

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